外注加工品も社内処理品と同じく守秘の問題もありお見せ出来ないケースが多いですが、既製品へのめっきや一部分の拡大等でご紹介していきたいと思います。

(随時追加していきますので、ちょこちょこ見に来てください。)


「金めっき」

 

小指サイズのバネに本金(純金)めっきです。

オーダー数は2ヶです。

 

金めっきの変わりどころでは、小箱一杯にバイク部品のネジやワッシャー、ブラケット等を承った実績も有ります。


「溶融亜鉛メッキ(ドブ漬け)」

 

成績証明書や膜厚(HDZT)のご要望も承れますし、通常は鉛やカドミウムが含まれている溶融亜鉛メッキですが、弊社はrohs対応された溶融亜鉛メッキや、亜鉛アルミニウム合金メッキも承れます。

 

記憶にある限りでは3m×2mのチャンネル枠、1.2m角のアングルキューブ、総重量3tのオーダーぐらいは通常で取り扱い実績が有ります。


「パーカー」

 

一般的に「パーカー」と呼ばれる処理で、細かくは「燐酸亜鉛処理」「燐酸マンガン処理」等、色々有りますが、実際に区別をつけているユーザーはほとんどいません。

 

パーカーは各種クロメートと同じく「化成処理」と呼ばれる表面処理の一つであり、近似の処理には一般的に「黒染め」と呼ばれる処理があります。

 

本来は塗装下地用の処理で耐食性は低いですが、膜厚が均一かつ薄膜なので、均一な皮膜を欲しがる製品や薄膜を求める製品に採用されます。

 

※弊社ではサイズにして4m、重量にして300kg程度は通常で取り扱い実績が有ります。

 

 


「亜鉛ー鉄合金めっき」

 

亜鉛めっきの一種ですが、亜鉛めっきにわずかに鉄を合金としてめっきすることで通常の亜鉛めっきの数倍の耐食性を有します。

 

また、硝酸銀を使わず黒色クロメート処理が可能で、硝酸銀を使わないのでやや黒色の深みに欠ける(玄人目レベルですが)ものの一般的な黒色クロメートの短所である「低耐食」と「退色、脱色」とは無縁ですので、屋外使用部品や外装品にも採用できます。


銅の「酸洗(酸洗い)」です。

(「酸洗」の定義は色々ありますが、多くは酸に漬ける事を指しますが、中には油取りの「脱脂」も酸洗と呼ばれる事もあり注意が必要です。)

熱による焼けや大気に触れる事による酸化で汚いですが、酸に漬ける事でこれだけきれいになり、商品力もアップします。

ちなみに10円玉や真鍮である5円玉もこのようにきれいになります。

もちろん変造ではないので合法にきれいになります。

よくあるピンクゴールドもこの銅の色がベースの合金になります。